こんにちは、えりです。
毎月1日にだけ販売される、赤福の「朔日餅(ついたちもち)」をご存じですか?
季節にあわせた特別な和菓子が月替わりで登場し、多くの人が楽しみにしている赤福の人気商品です。
これまで7月の朔日餅といえば、「竹流し」という、竹の器にこしあんと寒天を流した涼菓が定番だったのですが、なんと今年は、その竹流しが 45年ぶりに変更 されたんです!
今年の7月は、笹わらび餅。
上質な本わらび粉で作られた、とろけるような食感とやさしい甘さのわらび餅が、涼やかな笹の葉に包まれていました。
笹の香りがほんのり移って、口に入れるたびに自然の清涼感が広がります。
日本では、こうして季節を感じながら味わう「行事菓子」も文化のひとつ。
毎月1日に、ひとつの和菓子を通して季節を味わう。
そんな静かな楽しみ方に、日本らしい風情を感じました。