こんにちは、えりです。
「和食器って、和食のときに使うものじゃないの?」
そんなふうに思っていた時期が、私にもありました。
でも、美濃焼の器と日々付き合っていると、
パンやサラダ、ケーキにもすっと馴染んでくれることに気づきます。
たとえば、朝食のテーブル。
焼きたてのパンを、ざらりとした質感の黒いプレートにのせて、
サラダを深みのあるベージュのうつわに盛ると、それだけで雰囲気がぐっと引き締まる。
ガラスのカップやカトラリーとの組み合わせも、案外すごく合うんです。
おやつの時間には、素朴な粉引のプレートに
ケーキやマドレーヌをちょこんとのせて。
ほんの少し添えたミントの葉や、ベリーソースの色が、
器の表情をより引き立ててくれます。
実は、和食器って「余白を楽しめる器」なんですよね。
盛りすぎないことで食べものが主役になるし、
どこかほっとする“間”がある。
そしてもちろん、こうした和のうつわの多くも、美濃焼なんです。
たくさんの窯元が、時代に寄り添いながら、
和にも洋にも合うデザインや色を生み出していて、
選ぶ楽しさも、使う楽しさも、尽きることがありません。
お気に入りのパンやスイーツを、美濃焼のうつわで。
いつもの食卓に、少しだけ「うつわの魔法」をかけてみませんか?
黒のプレートに、パンとケーキ(きりっと引き締まる組み合わせ)
→ 濃い色のうつわに盛りつけると、スイーツやサラダの色がぐっと映えます。パンの焼き色も引き立って、テーブル全体がしまった印象に。
やさしいベージュのうつわに、カンパーニュのサンドイッチ(ナチュラル系)
→ どんな食材にもなじむ、やわらかな色味。朝の食卓やブランチタイムにぴったりな、ナチュラルで心地よい雰囲気に仕上がります
白のさらりとしたプレートにゼリー(軽やか・透明感)
→ つるんとしたガラスの器と、すっきりとした白のプレート。軽やかなスイーツや前菜にもよく合う、清潔感のあるコーディネートです。
和風のお菓子+鉄瓶で、和のほっとする空気感
→ しっとりした和菓子と、落ち着いた黒のプレート。あたたかいお茶の時間に、和の静けさを感じるひとときが生まれます。
お気に入りの器を、パンと一緒に楽しんでみませんか?